MUSIC IS MAGIC!

V6とKinKi Kidsを愛でるジャニヲタ。主に彼らの音楽や、演出や照明についてのおはなしをします。「79年組尊い」が口癖。

17卒ジャニヲタの就活~3月から5月半ばまでのざっくりまとめ

昨日まで就活(と歌舞伎観劇)のために東京にいて、今日は久しぶりの何もないお休み。履歴書・ESの文章は書きたくないけど、無性に文章を書きたい衝動に駆られたので、久々にブログを。

 

最後の更新が3月だったとは。一応下書きには書いてあるものもあったんですが、ちょっと古いし、そこからまた就活も進んでたりするので、今日は3月の就活解禁以降のことを書きたいと思います。

 

説明会参加は、3月1日から5月13日までで41社*1、うち選考へ進んだ(説明会兼選考のものは、行きたい意思があったもののみのカウント)のは23社です。

説明会兼選考のところで、正直あまり行きたいと思わないところも受けざるを得ないので、もう数社受けてはいます。でも不思議なことに、あ、ここ自分には合わないわ。と思ったところって、やっぱ人事もそれが分かるのか、先に進むことはないんですよね。やる気ないのが文章やグループディスカッションでの発言に表れてるのか?反対に、ここの社長の考えめっちゃ面白い!とか、この事業自分のやりたいことに近い!って思っても、次のチャンスを与えてもらえないことも勿論。うーん、難しい…って思いますね。

 

3月中に出会った企業で、「ここ第一志望!!」って思った企業も、早々に落とされてしまって。しかも2社。2社なら第一志望じゃないじゃん、って思うかもしれないけど、世の中にはいいなと思う会社って結構多いんですよ。なので、ここもいいな、でもあっちもいい…みたいに惹かれるところばっかりで、どうしようどっちからも内定来たらー♡みたいな夢物語描いたりもしたけど、あっさり夢破れたり。そうだ、夢を見れば傷つくこともある、って教えられてたじゃん…。

その後も、「ここ第一志望!!」って思うところに出会っては落とされ、出会っては落とされ…を繰り返してるので、何回も担降りしてるみたいな感覚(違)担降りしたことないけど。(担増やし、というか掛け持ちという道を歩んでいる)

 

ちなみにこの5月の就活で東京行ったときに、「ここ第一志望!!」って思う企業にまたしても出会いました。でも、今までの統計でいくと、「ここ第一志望!!」の企業には、段階に早い遅いはあれど落とされるというデータが出ているので、正直第一志望と思うこと自体が怖くなってる。また落とされるんじゃないか、って。それでも選考進んでかなきゃその企業に入れる可能性は0%なので。振込用紙書かないと現場に行けないように、選考は受けなきゃいけない。選考 must go on. 頭文字取ったらこれもSMGOじゃん…!!気づかなかったー!!なんかちょっと頑張れそうな気がしてきた(単純)

 

ジャニヲタの就活らしいエピソードをひとつ。

第一志望、というわけではないけれど、興味本位で受けたところのESが通ったので今度面接してきます。そこはコンサートなどの企画や当日の運営をしているところ。ESのなかに、『過去に行った印象に残っているコンサートとその感想』を書かせる項目があったのですが、非常に悩みました。

悩む観点としてはふたつ。ひとつは、今までのジャニヲタ人生の中で足を運んだ現場から、選ぶことの難しさ。え、そんなん毎回のコンサートで印象に残ってるポイントってありますけど…??という想いはぐっと飲み込み、考えました。そして私を悩ませたもうひとつ。何よりスペースが狭い!!!A4の6分の1ぐらいのスペースしか与えられていなくて、正直その用紙を目にしたときに、「これまとまんないわ」っていうのが率直な感想。その小さなスペースに、感想を書け、だと…?『別紙参照ってレポートくっつける?』ってそのときのツイートに書いたけど、さすがにそこまでは重過ぎるのでやめました☆

選ぶ題材がジャニなので*2、「かっこよかったです」という感想は薄っぺらすぎて通らない+私自身が照明や演出、楽曲厨なのでその観点で書きやすいものを、ということで、ぶいのフォエバについて書きました。39Symphonyと、BTWの変態照明について。勿論変態照明なんて言葉は出してませんので悪しからず。(当たり前)そして最後は「ここではまとめきれないほど…」というニュアンスの言葉で締めました。続きは面接で語らせてくれよ、という願いもこめて。

ジャニーズと一緒に仕事がしたくてこの仕事を選んだわけじゃない(ジャニーズのコンサートはジャニーズコンサート事務局主催)ということもアピールしたかったので、照明とかそっち関連の話を中心に書きました。別枠で『好きなアーティストとその理由』を書くところもありましたが、そこも人として尊敬する部分もまとめました。かっこいいから、じゃ弱すぎるし、何より向こうからそんなこと聞いてくれることもないので、面接でも楽しんで話せるかなと思ってます。でも気になるのは労働環境というか休みの問題なんだよなあ…。そこがクリアできたら楽しい仕事だと思うけど。まあまあ、楽しんで面接してきたいと思います。

 

周りの子とか見てると、もう内定出たとか、最終受けたとか聞いてちょっと焦りを感じることもある。けど、私は私のペースで、ということを貫いてもうちょっと頑張りたいと思います。こうここまで第一志望(仮)に落とされ続けると、まあ気持ちも落ちるし、内定を取ることが目標になっていたけれど、なぜ就活をするのか、なんのために今就活しているのか、っていう根本の問いを投げられることがあってハッとしました。どこか早く拾ってくれないかな…っていう気持ちがないわけではない。でも、たぶんそのときは安心するけど、きっと来年の春に入るときまでに気持ちが変わるだろうな、と自分で自分を分析すると、やっぱり今もうちょっと粘るときなんだな、と。私の誕生日(7月末)ぐらいまでには終わっていたいな、という目標があるので、それまで2カ月弱。終わってからの楽しみの予定がなかなかこないので(きんきとかきんきとか、あ、あときんきとか。)それまでにお願いしまーす…

 

 

*1:3月が18社、4月が16社、5月が7社。5月後半もまだ3社行く予定です。

*2:この時点でジャニ以外のコンサートを選ぶ選択肢は無し。というかジャニ以外だとFT Islandっていう韓国のバンドぐらいしか行ったことがない根っからのジャニヲタです

17卒ジャニヲタ就活~情報解禁前2月まとめ

お久しぶりの更新です。以前の更新で 

nagico-72.hateblo.jp

2月の予定を少し書いていましたが、20日間就活で動いておりました。これが多いのか少ないのかはわかりませんが、インプットをひたすらしていたひと月だったなと。

 

業界は絞らずに、ちょっとでも興味のあるところには行ってみる、というスタンスで、2月までにホテル、流通、小売、金融、人材、広告、音楽、エンタメ、コンサルティング、メーカー、編集、IT、印刷、住宅…と、ほんとに節操なく見に行っていました。職選びまでDDかよ。

 

でも、この間にほんっとにたくさん見て回ったから、だいぶ自分のやりたいことは見つかった気がする。(てかこんだけ見たんだから決まってくれないと困る…。)

事前の調べでここの企業いいかも、と思ってたところが、学生への対応がちょっとな…って思ったり、別のところで「ここで働きたい…!」って思う企業に出会ったり。同じ業界でも、やっぱりちょっとずつ違ってて、ここはいいけどここはわたしの軸には合わない、っていうところもたくさん見つかって、どういうことを自分は仕事に求めているのか、っていうことの確認や比較もできた。

 

説明会後には、愛用のB6サイズの無印ノートを、1ページ分開けておいて、説明聞いたところの業界まとめと、自分のやりがいまとめをしていました。と言っても毎回その日のうちにできたらいいんだけど、だんだんと溜まっていって最後の方大変なことになってた…。

 

だいぶ業界が絞れてきたので、3月頭に5日連続であった合同企業説明会では、自分の志望業界中心に、プラスそこと関連する業界も聞いていました。今後志望理由を聞かれたときの話すネタになるかな、と思って。

 

3月の情報解禁に合わせて、一斉に各企業の個別の説明会の予約も始まって。スケジュール帳とにらめっこしながら日程調整する日々が続いています。2月はそこまででもなかったけど、3月からは説明会からの説明会とか、説明会からの説明会からの説明会、とかも普通にある予定になってるから、今から乗り切れるか不安でしかない、です。

しかもトーキョー。慣れない土地+ヒールで駆け回ったことないから、足が死にそうでこわいです…。トーキョーなんて現場のときしか行かないからさ、オフィス街がどんななのか見当もつかないよ…。

 

 

もう少し実のある文章を書きたいところですが、ただ今履歴書・エントリーシートに追われている中で、どーーーーーーしても筆が進まなくて…。同じ文章でも好きなブログだったらスラスラ書けるだろう→ブログを書いて、自分ちゃんと文章書けるじゃん!と無理やりにでもやる気を出させる作戦に出たので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。ちょっと本題の履歴書たち書けそうな気がしてきた。

 

ほんとは他にも書きたい内容たくさんあるので、行き詰まったときにぼちぼち書いていきたいと思います。合説会場だったガイシホール・名古屋国際会議場ポートメッセなごやを、ジャニヲタ目線で見たまとめとかしたい。

ちゃんとブログ用に会場の写真まで撮ってきたんだから。何こいつ合説の会場で写真撮ってんの、って周りの就活生に白い目で見られてないか心配だよ。ってか合説まで行って、あこのネタブログに書ける、とか考えてる時点でお察しだよな…。でもさ、ガイシの中でカメラパシャパシャできる機会ってなかなかなくない???

…次回(更新未定)お楽しみに。

ジャニーズ楽曲大賞2015で1位に輝いた嵐の「愛を叫べ」について今更紐解いてみる

ジャニオタ冬の風物詩*1、「ジャニーズ楽曲大賞2015」の結果が、先日発表されました。今年は締切に間に合わず投票できないという痛恨のミステイクを犯してしまいましたが、連日Twitterに張り付いて、発表を楽しみにしていました。

 
今日は、そのなかで栄えある1位に輝いた、嵐の「愛を叫べ」についての感想を。

 

愛を叫べ(通常盤)

愛を叫べ(通常盤)

 

 

リリースされたときにも語ろうと思っていたんですが、ずーーーっと下書きに眠ったままで…今更掘り起こしてみます…
 
 
「愛を叫べ」の存在は、ゼクシィのCMが流れる前に、情報だけは知っていました。最初は、ついにゼクシィまで嵐に頼り始めたか…*2といった印象で、ふーん、ぐらいにしか思っていませんでした。が。CMが流れ始めるようになって、あれ、なんかいい曲じゃない…?→やばいめっちゃ好きだわに変化し、Mステで初披露されたときの録画は、嵐ファンの妹と一緒に狂ったようにリピートしていました。
 
妹も音楽をやっていたこともあってか、割と楽曲マニアなところがあり、ふたりであれこれ語っていたことを中心にまとめたいと思います。
 
 
サビで同じ音程・同じ歌詞を繰り返すので印象が強くなる
これはCMで流れる十数秒で、かなりのインパクトを残していました。「アイ」の音を繰り返し、1小節すべて同じ音程を歌っています。もっと細かく言うと、『このアイ・ラブ・ユーを』のいちばん始めの「アイ」のリズムだけ、拍の頭から少し前に出ています*3 。それもまた印象に残りやすい要因かなと。
 
韓国の音楽であるK-POPも、サビで繰り返し同じフレーズや同じ歌詞を歌って印象づける手法が多く使われていて、耳に残りやすいと言われています。「なんか耳に残る」というのはこういうものが影響しているのではないかなーと思います。
 
 
歌割・フォーメーションが平等
 
嵐の曲は、メンバーの誰かが主演するドラマの主題歌のことが多いイメージで、そのときは当然その主演するメンバーをフィーチャーする歌割・フォーメーションになると思います。ただ、今回の「愛を叫べ」はゼクシィのCMというタイアップ。誰かにスポットを当てるわけではなく、歌割でもフォーメーションでも、誰が中心ということがない分け方になっていると思います。
 
またそれが、今回のコンセプトである、新婦の男友達が新婦に向けて歌う曲、という設定にもうまくはまっているなと。結婚式の余興で披露するときに、センターが明確だったり、ソロパートがあったりすると、少し荷が重いというか、みんなでわいわいと披露する感じが出にくくなってしまうような気がします。今回の歌割は、5人全員のユニゾンか、2人もしくは3人のユニゾンのみになっています。たとえ5人の中で歌が下手な人がいても、その人にソロパートがくることはないので、安心して歌える、という(笑) 
 
 
歌詞の英語部分がカタカナ表記
 
普段はメロディーを優先して聴いてしまいますが、たまに歌詞も読みながら聴いてみると、新たな発見もあります。その中で気づいたのが、歌詞にたびたび登場する英語部分がすべてカタカナ表記になっている、ということ。最近の邦楽は、やたらと英語詞を使いたがる傾向にあるように感じていて、それが一概にいけないとか嫌だというわけではないですが、そのなかでカタカナを使うことで多少インパクトを残すことができます。
 
歌詞のなかに出てくる『アイ・ラブ・ユー』や『コングラチュレーション』を、例えば英語表記にしてみたらどうでしょう。これは完全に個人の主観ですが、「I love you」「congratulation」とすると、一気に重たくなる印象を受けます。新婦の男友達が、新婦の結婚式で、ということを考えると、「I love you」なんかは特に…。単純にカタカナにすると、可愛くなると思っているので、その点でもいいなと惹かれるポイントです。
 
 
イントロのテンポがゆっくり
 
これまた超個人的な意見ですが、イントロのテンポが遅めで、そこから早くなる曲、大好きなんです。V6だと心からの歌とか。よくライブで、導入部分だけアカペラで歌う演出とかありますけど、あれも一緒で大好きです。静かめなところからいきなりパーーっと明るくなる、広がっていく感じ、大好きです。だめだ、ここまでで4文中3文の語尾が「大好き」で終わってる。語彙力ないのバレる。
 
 
歌詞と振りがリンクしている
 
最近のジャニーズの曲って、歌詞と振りがリンクしていること、多くないですか?歌詞とリンクするので、1番と2番のサビで振りが違う、とかも全然あるし、そこが好きなところでもあります。今回の「愛を叫べ」だと、『一緒に撮ろうよ』でカメラのマネをしたり、『みんな降参だぜ』でお手上げだ〜!って感じで手を投げ出したり、『泣きながら笑え』で顔文字を模倣したり。昔の振付って、歌詞との関連性をあまり感じなかったような気がするんですが、これも時代の流れでしょうか…。そうなると、TVではフルで披露させてくれる場がなかなかないので、少しもったいないなあと思います。 
 
 
歌詞が古臭い表現
 
英語がカタカナ表記ということにもつながりますが、歌詞で少し古臭い表現を使っている、というのも、親しみやすさを感じるひとつかなと思います。『お墨付き』や『マドンナ』なんて、今使います…?(笑)昔っぽさを醸し出している言葉のチョイスも好きです。
 
 
『おめでとう』が最後に登場する
 
歌詞に着目してみると。結婚式で歌う曲だけど、曲の頭から「おめでとう」を歌っていないことに気が付きます。「おめでとう」の言葉が出てくるのは、1番が過ぎ2番も終わり、大サビも終わった最後の最後。本当の最後に、2回だけ出てくるんです。この曲を歌う新婦の友だちは、本当は素直にこの新婦の結婚を祝福してあげられない気持ちを抱えていて、でも最後の最後に、ようやく「おめでとう」と伝えられた…。と考えると、この曲の世界観・物語に広がりが出ませんか…?
 
 
 
1曲でこれだけ語れるポイントがあるので、やはりさすが楽曲大賞1位だなあという印象です。ちなみに個人的には、「愛を叫べ」は嵐の楽曲のなかで一番好きです。V6担としては、結果発表の最後の最後までドキドキしていましたが(笑)*4、正直なところ、残念~~!と思ったあとに、2位だとわかって少しほっとしました(笑)
 
いやあ2015年も良曲揃いだったなあ。2016年もたくさんの名曲に出会えますように。 

*1:友だちがこう呼んでいて、とても素敵な響きなので使わせてもらいます

*2:なんでも嵐頼みの風潮をあまりよくは思っていないです正直(小声)

*3:音楽的にいうとシンコペーションといいます

*4:2015年の2位はV6の「Wait fou You」でした