MUSIC IS MAGIC!

V6とKinKi Kidsを愛でるジャニヲタ。主に彼らの音楽や、演出や照明についてのおはなしをします。「79年組尊い」が口癖。

FUNK詩謡夏私乱

 

 

KinKi Kidsの底なし沼に足を踏み入れてから早8ヶ月。ようやく初めてのきんきの(というかつよしくんの)現場に行ってきました。今更ですが感想です。

 

FUNK詩謡夏私乱@名古屋・特殊陶業市民会館 9/1,2

 

楽しかったー!

 

ただただこの一言に尽きる。ほんっとに。終わってからも頭の中でずーーっとFUNKが鳴っていて、自然と身体が揺れちゃうほどに(怪しい者ではありませんよ。)FUNKパーリー満喫してきた!

 

ぶいの現場では、基本的に右手にペンライト、左手にうちわという装備だけれど、今回のつよしくんライブは光りモノ・うちわが共にないライブで、正直どうやって盛り上がったらいいのかわかりませんでした。それにプラスして、きんきと彼らを支えるファン、という構図は、ぶいとはまた少し違った、見えない強い関係で築かれているなあ、とこの数か月で感じていて、うっかり沼に足を取られたわたしみたいなファンが入っていっていいものだろうか、とも思ったりして。しかも、今まで触れたことのないFUNKというジャンル。直前のラジオ(堂本剛とFashion&Music Book 2014/8/30放送分)の、「FUNKのノリ方がわからなかったら、とりあえず震えててもらったら大丈夫。だんだん楽しくなってきますから。」というつよしくんの言葉を聞いて、じゃ震えとけばいっか。と。(笑)

 

でも、いざライブが始まってしまえばそんな心配は全く不要で、音が鳴ると自然と身体が動いていました。心地良かった…。

 

 

以下セットリスト。

1. Shamanippon~くにのうた

2. I gotta take you shamanippon

3. 縁 – groovin’

4. Clap Your Mind

5. Chance Comes Knocking.

6. Blue Berry

MC

7. Say Anything

8. Love is the key

9. White DRAGON

10. 愛 get 暴動 世界!!!

MC

11. Ginger

12. shamaspice

13. これだけの日を跨いで来たのだから

〈アンコール〉

14. FUNKがしたいんだ どしても

15. HEIAN FUNK

16. shamadokafunk – 謝円音頭

 

 

はじめインストだけの「shamanippon~くにのうた」をバンドメンバーさんたちが演奏してて、途中からつよしくんがステージに。はああ…つよしくんだよ…本物だよ…かっこいい…って思ってたら、2曲目の「I gotta take you shamanippon」のイントロ。うわあああああああいきなりきたああああああ!!!!って初っ端からテンションぶっ飛んで狂ったようにクラップしてリズム取ってて、冷静な自分が“最初からこんな手叩いてたら 後絶対もたないよww”って言ってたような気がするけど、やめることなくクラップし続けて気づいたらしゃまサインを高々と掲げてた。しゃまサインもどの指曲げるのかちゃんと確認して行かなくて、周りの人たちの様子を探り探り(笑)咄嗟に手出すってなると、あれっどうだっけ、てなってた割に、ライブも中盤ともなれば自然としゃまサインが出来るように。伴奏がクラップとドラムだけになる箇所で、わたしたち観客もバンドメンバーの一員になってる感を味わってひとりで感動してた。

 

「縁 - groovin’」の曲中でくるっとかっこよくターンしていたり、「Clap Your Mind」で自分の胸をトントンって叩いてたりで、それはそれはかっこいいつよしくんを拝みました。ターンするタイミングでええ感じのライティングで照らされるもんだから、背中で語る、みたいな感じでほんとかっこよかった…。 あれだけのバンド従えてさ…。かっこよかった…。

 

次の「Chance Comes Knocking.」のイントロが聞こえたときも ここでくるかああああああああ好きーーー!!!!! はいやーするーーーー!!!!って I gotta...と同様テンションぶっ飛ぶ。ただ、ここでも振りはよく分かっていなかったので、隣でノリノリのおねいさんを盗み見ながら振り付けコピーしてはいやーはいやーしてた。ぶいで培った振り覚えの良さをここで発揮(自分で言うな)。踊る曲でテンション上がるのは、やっぱりぶい担の性ですかね。

 

そして「Blue Berry」。友だちに去年のドリフェスの映像を焼いてもらったときに、この曲が入っていて、これも楽しそうだなあ…と思っていたので、再びテンションぶち上がる。この後も何回かぶっ飛ぶけど、CCKからのブルべっていうこの流れ最強だと思うよ。曲作った人もセトリ組んだ人も天才かよ。

途中バンドセッション挟んで、お客さんも一緒にジャンプするようにつよしくんが煽り。指で何回飛ぶのかサイン出してくれるんだけど、ぐるーーってお客さんにもバンドメンバーさんにも見えるように上にサイン掲げながら腕回すのかわいい。お客さんも数見逃さないように真剣に見ててかわいい。まさに凝視って感じ。特に2日目は3階席だからみんな余計に目凝らしてた。結論:みんなかわいい。ハピネス。会場内 多幸感に包まれてた。セッションのときだったか、お客さんにおしり向けてふりふりしてて、あ、これ絶対自分がかわいいって知ってやってるな。って思って見てたんだけど、その後のMCでお客さんが\かわいー!/って言った後に「まあ、可愛いか可愛くないかで言ったら可愛い部類に入りますけどね」って言っててうはあ確信犯_(:3 」∠)_ あざとかわいい_(:3 」∠)_ 

 

そしてここで一度目のMCタイム。MCのレポはわたしのポンコツな記憶力では到底出来ないのでしません。すごーくゆるゆる喋ってらした。けど、名古屋は笑いのツボがわからんって言ってたので、若干喋りづらそうな気もして申し訳なさが募りました。それだけじゃなくて、いろいろと名古屋の印象を悪くしてしまった感があるので(MC中のガヤとか追っかけの話とか)心が痛みますね…。きんきちゃん、ただでさえも名古屋来ないから、今回つよしくんが名古屋までFUNKしに来てくれたことが本当に嬉しかったから尚更だよ…。またひつまぶし食べに来てね( ;∀;)

 

「今回はバラードはほとんど歌いません。歌っても一瞬で終わります。」とMCの最後に付け加えて始まったのが今回唯一のバラード。SWING-Oさんの綺麗な鍵盤のメロディーから始まる「Say Anything」。スタンドマイクで歌う後ろにある円柱の水槽?の演出がすごく印象的。ライティングとかもお洒落だったなー。つよしくんの英語の発音がたまらなく好きなので、全編英語で歌詩が書かれているこの曲が聞けてよかった。

 

KenKenのベースから始まる「Love is the key」。段々とバンドの楽器が増えていきながら歌に入る感じと、松明のような灯火が光る少し怪しげな演出がすごく好きです。同じパッセージが繰り返されながら広がっていく感じは、まさにFUNKだなと。

 

このあとはホーンセクションの皆さんが前に出てきて即興演奏。吹奏楽をやっていたのもあって、ホーンの演奏を聴くのがすごく好きで。Tp,Tb,T.Sxの3本だけなのに、彼らが加わるとバンドの音がすごく華やかになって、かっこいいなーと聴き惚れてしまうのです。

ホーン隊が演奏しているときに、つよしくんが指でいろいろな指示を出すんですね。くるくる指をまわすと もっとフレーズ長く、とか、上を指差すと 音高く(ピッチではなく、メロディーの話)、とか。その様がまるで音を操る魔法使いさん…。かわいい…。バンドメンバーさんもつよしくんの指示通りな音を出してくれて、つよしくんがくるくる指まわすとそこからきらきらした素敵な音がたくさん溢れてきて、なにこのファンタジー…。こんなファンタジー空間、この世に存在していいの…。人類滅亡しない?大丈夫?

 

…と安定の盲目っぷりが出たところで。曲は「White DRAGON」へ。正直この曲はあまり聞いたことがなくて…。イントロが長めな曲って飛ばしたくなっちゃうんですよね…。と思っていたけど、「白龍」やばい!とのネタバレを目にし、あ、これは白龍って言うのね、とひとつ勉強し、少し聴き込んでからライブへ。この曲に限ったことではないけど、つよしくんがギターを弾いてる姿ってほんとかっこいいな…って思う。間奏とかイントロで ばーーってギター掻き鳴らすのかっこよすぎて、人類滅亡しない?大丈夫?息してる?かわいいとかっこいい、交互に使ってくるとかほんとなんなんだよ…。

 

そして「愛 get 暴動 世界!!!」。ライブですごく人気って聞いたけど、これは盛り上がる。上がらないほうがおかしい。言い過ぎ?だったらライブ行って体感したらいいと思う。…ってぐらい盛り上がる。後ろにある芸者さんのセットの目の部分がスクリーンになってて、そこに歌詩が映し出されていたのを思い出して、改めて歌詩を調べてみた。命令口調だったり、エクスクラメーションマークが多用されてたりで、結構激しい詩だけど、でも音に乗せると少し和らいで聞こえるのが不思議だなあって思った。

 

そしてMC。割愛です。(というか覚えてn)

 

きました!「Ginger」!言わずもがな、ってやつです。本音を言わくなっている世の中にひとこと!という意味合いも込めているとのこと。文句無しに好きだなー。知り合いのフランス人の方が踊ってる映像も後ろに流れてたけど おもしろかった(笑)でもつよしくんも見なきゃいけなかったので映像化したあかつきにはよろしくお願いしますね。

 

からの「shamaspice」!レポでこの曲やるって知って 聴きたい聴きたい!ってなってたけど、ライブ中すっかり盛り上がっちゃって、この曲の存在をすっかり忘れていた、なんてことはないですよ…。Ginger終わりから、タイジさんのギターソロに入ったときに、あれ?このメロディー聞いたことある…と思ったら…!しゃましゃましゃましゃまにっぽーん!!うひゃー!!って、今日イチのテンションって言ってもいい勢いでぶっ飛ぶ。お客さんも一緒に「しゃましゃましゃましゃま…にっぽーん!」って歌ったけど、まあなんせテンポが早くて口が追いつかない(笑)「ま」で一回一回口と閉じなきゃ発音できないからつらい(笑)名古屋は客席が1〜4階まであったので、階ごとにしゃましゃまにっぽーん!した。お客さんが歌う番のときはバンドの皆さんが音を落としてくれる気遣い。一通りお客さんとのセッションを楽しんだあとに、バンドメンバーさんもしゃましゃまにっぽーん!することに。全然言えてない人もいたり(笑)、素敵な演奏で答えてくれる人もいたり、あったかいバンドだなあって思った。このときにはバンドの方への声援もナチュラルに声に出てて、だいぶ叫んだけどほんと楽しかった!途中の間奏で 飛べ!ってつよしくんに言われたら、飛ばないわけにいかない(真顔)。ということで、ひたすら飛び跳ねて踊り狂ってた。ここでもしゃまサイン掲げながら。あーーー!今すぐ飛び跳ねたい!これ書いてるの電車の中だけど!もう一回あの空間に行きたい!!

しゃますぱいす、というタイトルなので、つよしくんもラメが入ったボトルをふりふりしてしゃますぱいす振りまいてました。かわいい。これもレポで知ってたけど、名古屋でもやってくれるのかわからなくて、今回のライブで一番の不安要素が このしゃますぱいすを振りまくかどうか、でした(笑)ほんっとにかわいかったの!!あーかわいいかわいい。ほんとかわいい。

 

さて。ライブもいよいよ終盤。本編最後の「これだけの日を跨いで来たのだから」。特徴的な鍵盤のメロディーから始まるこの曲が、このライブで一番心に響いた。わたしがつよしくんの音楽に出会った去年の年末ごろから、個人的にちょっと辛いことが続いていて、心が荒み切った自分が嫌になることもしばしばでした。そんなときに聞いたつよしくんの音楽は、そんな自分でもいいんだ、って優しく肯定してくれて、時にそっと背中を押して支えてくれた、すごく大切なもので。その大変な状況は以前よりも和らいだけれど、まだまだこれからも向き合っていかなければならなくて、これから先ずっと続くかもしれない。でも、今のわたしにはつよしくんの音楽があるから、そんな状況も超えていけるなって思える。

特にサビの歌詩。

 

悲惨な出来事なんて あるのが当たり前じゃない?

これだけの日を跨いで来たのだから

あたしたちはね 歩んでいるの

一歩一歩と人生って道を

 

アンコールはツアーグッズのTシャツとサングラスを身につけて登場し、新譜を2曲。1曲目は「FUNKがしたいんだ どしても」。振付があると聞いて、それはそれは楽しみにしてました。曲の前に軽くつよしくんから振り指導。みんなに教えてくれた振付を曲中で本人もやってるけど、“FUNKがしたいんだ どしても”のところで1,2,3,4…の裏拍(エンカウント・and countって言うんですかね?ダンスなんて体育祭の踊りぐらいしかやったことないので無知です)でいちいちかっこいいリズムの取り方するからずるいと思いました。2日目は歌詩を間違えたので一旦切り上げてやり直し。演奏が途中で終わり、会場がざわざわっとしたときに、初めて間違いに気づきました。ノリノリで踊ってたわたしはつよしくんしか見てなかったので、つよしくんが踊る振りが絶対だと思っていた、という(笑)

そういえば去年のOMGコンでもごうさまが愛メロの振りを間違えちゃったときに ごうさましか見てないファンの人は全然わからなくて ごうさまが しまった みたいな顔をしたときに初めて気がついた、とかいうことありませんでしたっけ…?ちょっとした間違いの回に居合わせるというのはなんだか特別な気がしますねえ。

 

続いて新譜2曲目「HEIAN FUNK」。イントロ・アウトロのファルセットがものすごく響き渡ってて引き込まれた。ほんとに素敵だったなあ。ずっと聞いていたかった。このタイミングでHEIANというタイトルの曲を披露してくれるということは…。という期待は予想通りでした。(これはまた平安神宮ちゃんライブの感想で)

 

アンコールラストは「shamadokafunk - 謝円音頭」。途中バンドメンバーさんたちのソロを挟む。つよしくんがメンバーさんにぱっと合図を出すと、それに合わせて演奏。このときにも先ほど書いたような魔法使いつよしさんの登場。かわいかったなあ… メンバーさんの出す音がほんとにきらきら輝いてて、あれどんだけでも見ていられるよ…。

1日目のスティーヴさんとKenKenのセッションがとにかくかっこよかった!!パーカッションとベース。吹奏楽時代から思ってたけど、やっぱり相性いいんだなあ。そしてプレーヤーさんの相性がいいと、もっともっと素敵なグルーヴが感じられるんだなあ、と。スラップベースほんとにかっこいい!!リズム隊だいすき!!!

 

 

そんなこんなで、終わるころには意味もなくしゃまサインしたくなるほどに完全にハマった。FUNK楽しい。今も感想書きながらつよしくんの曲聞いてるけど、セトリの曲が流れるたびに軽くしゃましゃまやってしまうぐらいに。

今回のセットリストは、最新アルバムの「shamanippon-ロイノチノイ-」からは勿論、ENDLICHERI☆ENDLICHERI名義、244 ENDLI-x名義の曲もありました。昔からのファンの人は、当時ライブでやっていた振付も踊ってた。沼にハマってから、まさしく「買いあさる」という表現が適切なぐらいCDたちを買い揃えたおかげで、新譜以外は全部知った曲で嬉しかったなあ。

初めてつよしくんのライブに行ったのに、何故だかそんな感じがしないなと思う瞬間があって。ラジオも毎週毎週よく聞いていたせいか、MCの声が耳馴染みのある優しいいつものつよしくんの声で、わー つよしくんってほんとに存在するんだなーってアホみたいな感想も抱きつつ。つよしくんはそこまで強くは思わないけど、こーちゃんはお人形さんだと割と真剣に思ってるので、この目で確かめるまでは実在の人物だという認識が持てていません(笑)だから今日のSHOCKで確認してくる(笑)

※ここの部分を書いたのは9/12のSHOCK観劇前でした。観劇後の今の感想は、王子って実在するんだ…です。これについてもまた。

このFUNKツアーが始まってから、セットリストを見ない程度にライブのネタバレを見ていて、バラードがほぼ皆無と知ったときは、正直なところ 聞きたかったな…と思ってました。わたしの中で、つよしくんはバラードのイメージが強かったから。堂本剛=バラードって思われがちだけど、っていうことをラジオでも何度か言っていて、わたしもそちら寄りの考えを持ってた。ライブに行くまでは。彼の歌うバラードは本当に素敵。でも、彼の歌うFUNKも本当に素敵だった。つよしくんがFUNKを歌い続けてきた意味が、なんとなくだけど分かったような気がした。言葉にするのは難しいんだけれど。わたしもこのタイミングでFUNKばかりのライブに参加することができてよかったなと思います。

 

長々とありがとうございました。さ、残りは平安神宮とSHOCK、炎立つ…(しろめ)